02.動物関係法令「動物と法律」「法令」「法令の構造」（愛玩2級）

国、地方公共団体、法令の構造

動物と法律

「法令」

社会の秩序を保つため。多くの方々の合意のもとに決められた基本的なルール、物事を評価・実行するときのよりどころになるもの。

	法令	制定	概要
国	憲法	※法令の最上位	国家のあり方、国の最高法規。 法令は、憲法の枠を超えて制定できない。
	法律 ○○法	国会	国会での審議と議決を経て制定、憲法に次いで形式的効力が強い。例「動物の愛護及び管理に関する法律」
	政令 ○○法施行令	内閣	補足すべき事項について規定。 内閣の決定（閣議決定）で制定。
	府令・省令○○法施行規則	内閣総理大臣-府令 関係大臣-省令	実際の行政事務として執行。 より具体的なものとして補足規定。 国会の審議や議決、閣議決定の必要なし。
	告示	（形式が変わる）
地方公共団体	条例 ○○条例	地方公共団体の議会	自治権に基づき、議会の審議と議決で制定。 地方自治体の地域（範囲）内でだけ適用。
	規則 ○○条例施行規則	（知事や視聴、教育委員会など）	条例を実施する為の詳細な規定を定めたもの。

条約：国家間の合意。

国

条約（協定などを含む）

国会の承認を得た上で「批准」の形で国内的に効力発生

法令の構造

目次

　本則（法令の主体。動物愛護は章・節のみ）

　　第一章（総則）

　第二章

　　第一条　（「条」本則を構成。下に「項」「号」）

　　　第2項

　　　　第一号

　附則（施行期日、経過措置など）