貢献する動物たち
動物介在活動 (具体的な治療目標をもたず)
アニマル・アシステッド・アクティビティー
Animal・Assisted・Activity(AAA)
対象:子ども、高齢者、病気や障害を持つ人
目的:生活の質(QOL:Quality of Life)を向上させる
動物を介在させて行われるレクリエーション的な活動
動物介在療法
アニマル・アシステッド・セラピー
Animal・Assisted・Therapy(AAT)
対象:障害や疾患のある人
目的:心身機能を回復するため
どこで、だれが:医療・リハビリテーション・福祉分野の専門家
専門的業務の中で治療目的を設定して行う
医師、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、理学=〈PT〉、精神保護福祉士(PSW)、臨床心理士など
動物介在教育
アニマル・アシステッド・エデュケーション
Animal・Assisted・Education(AAE)
目的:情緒や社会性の発達、動物福祉、生命倫理
どこで:学校(教育活動の一環)、ふれあい教室など、イベント的傾向
教育目標の明記がない → 動物を介在させればAAE
動物の性格的適正
社会性があり、良好なシグナルを出せる 環境バロメーターとして(指標)
良い環境を与えるため、どのような場面でも楽しい気分でいられる性質の動物
訓練(実施現場行動管理ができる程度)
むいていない→ 他者と遊ぶ、人前に出るのを好まない動物
野生種の使用厳禁(不自然な環境におかれている)
大きな問題(バロメーターの問題・共通感染症の直接的な危険・人間の手で行動を制御することが困難・何かのきっかけでパニックに
身体障害者 補助犬
- 盲導犬(視覚障碍者) 928頭(2019年) 909頭(2020年)861頭(2021年)
- 介助犬(肢体不自由者)65頭(2019年) 62頭(2020年) 57頭(2021年)
- 聴導犬(聴覚障害者) 68頭(2019年) 69頭(2020年) 61頭(2021年)
身体障害者補助犬法2002(平成14)年施行
物いわぬ動物から子どもが学ぶこと
- 非言語コミュニケーション能力の発達に有効(相手の気持ちを察する心、思いやりの心)
- コミュニケーション能力、社会性の発達に役立つ
- 世話をすることで責任感、身体的能力の向上
小学校の生活科の学習指導要領(1~2学年)
動植物を通して、育つ場所、変化や成長の様子に関心を持って働きかけることができ、生命をもっていること、成長していることに気付くとともに、慈しみをもち、大切にしようとする。
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